K様邸 和風庭園
K様邸をご紹介致します。数年前に作った和風庭園。完成した当時は、連日のように庭を見に来る人が後を絶たないほどで、施主様にはご迷惑をお掛けした程、素敵なお庭に仕上がりました。一歩中に入ると京都かと思うほどの雰囲気と褒めて頂きました。
アプローチは石臼、御影石、丹波石の乱張り仕上げです。
玄関を入ると、雨落ちと大盤の基礎石。
台杉、モミジをくぐり抜け、足元には苔、そして石畳みのアプロ-チへ。
萩巻を立子とした豪華な鉄砲垣も古くなり、下の写真の大津垣に。
大津垣にリニューアル。天然の木ではなくプラスチック製を使用しているので、腐る心配がなくメンテナンスもしやすいです。
左の石は、苔等が張り付いた富士石。大津垣から覗くのは紅梅です。
中庭に向かう道は飛石から延段にすることで変化を付けました。
鞍馬石を使ったあられこぼしとし、景色に変化をつけました。
脇には低めの灯篭で足元を照らします。下草にはフッキソウを。
主庭に入ります。
石橋を渡り、ごろた石を使った護岸石。
客間からの眺める主庭です。
池をイメージして作ったところに渡り石があります。
左手はヤマボウシの株立ち、杉苔が地苔に変わり雰囲気をより一層、庭を引き立たせます。
丸みを帯びた優しい雰囲気の菊鉢型の蹲踞と、埋め込み型の灯篭。後ろには本霧島ツツジの鮮やかな赤い花が咲いています。
自然木を使った袖垣。15年経つ袖垣ですが未だに健在です。
深めに据えた、さかづき(杯)型の手水鉢。蹲踞の周りに湯桶石と手燭石、前石等を置き趣を出しました。水門がとてもきれいで水の滴る音だけでなく見ても癒されます。
こちらは、玄関からの景色です。
完成後、今もお客様の管理の素晴らしさで深みのある庭園になっております。
お庭のことなら、お気軽にご相談ください。こちら
Sidebar