店舗の建て替えによる、外構と花壇のリニューアル工事をご紹介します。

白魚（しらす）屋さんの新装開店に合わせて、外構を使いやすくリニューアルしました。
トロピカルなヤシの木や色鮮やかな生け垣を新設するなど、緑を活かした明るく生き生きとしたデザインとなっています。

建物前の見事なソテツは、亡くなられたお父様が大事にされていたものです。
長く生きて大きく育った木は移植のリスクも大きくなるため動かさず、花壇の土留をレンガでリニューアルしました。
コンクリートブロックの土留を解体し、曲線を組み合わせたレンガラインで縁取って明るくおしゃれなイメージに刷新し、綺麗にしました。
既存の石も据えなおして花壇に活かし、フェイジョアや色鮮やかな草花でソテツの足元を彩っています。
先代の形見となった大切なソテツが、見栄えのするお店のシンボルとなりました。

道路側には、暖かな海辺の町という環境と既存のソテツのイメージに合わせ、ココスヤシをメインに鮮やかな葉色を持つ植物を新しく植えました。
見通しの良い道路側からよく見える位置に大型のココスヤシを植え、生け垣にはオウゴンマサキと、モクレン科の常緑樹であるカラタネオガタマ「ポートワイン」、フイリナワシログミの混ぜ垣にして、南国ムードを盛り上げました。

工事は店舗のオープンに間に合うように仕上げました。
鮮やかな生け垣と南国ムードを醸し出すヤシやソテツが、受け継がれ、新しくなった店舗を見守ります。