今年（2023年）5月に完成しました、当社の屋外のお打合せスペースをご紹介します。

大千園に立ち寄られたお客様にも気軽に使っていただけるよう、事務所前に快適な戸外スペースを新設しました。

テラスの床は磨き仕上げの御影石を使い、アクセントにオレンジ色の大理石を組み合わせています。
磨き出された御影石の模様にはひとつとして同じものはなく、地球の造形の不思議さと、その美しさを感じさせてくれます。
美しいオレンジ色の大理石は、虎のような黒い縞が入るユニークな石材です。
インパクトのある色と模様は見飽きず、落ち着きのある御影の色合いと鮮やかなコントラストをつくり、目を引きます。

白から黒のモノトーンの中にオレンジ色の大理石が映える、真新しいお打ち合わせスペース。
テラスの周囲には、切り出したままのダイナミックな御影石の塊をカウンターテーブルのように配置しました。
スペースを石の壁に囲うことで、テラス空間に落ち着きと安定感をもたらします。

御影のテーブルにはブラックのファニチャーを置いて、ゆったりとくつろげるスペースに。

ファニチャーは人工ラタンなので、屋外でも長持ちします。

お客様をお迎えするため、季節の花々が美しく咲き乱れる御影石のプランターをテラス横にディスプレイしました。
大型の水鉢ですが、プランターとしても使うことができます。
水鉢にする場合は、コルクなどで下の穴に栓をすると水を溜めることができます。

多肉植物を使って可愛らしくアレンジした小さな寄せ植えも、テーブルにディスプレイしました。
さし芽で増えてくれる多肉植物は、小さな鉢で楽しむことができ、テーブルディスプレイに最適ですね。

御影石のテーブルの天板を設置する前の状況です。
足も御影石でつくり、転倒しないようにテラスの基礎と一体化させています。

石張りの豪華なテラスに日差しを遮る大きな屋根をかけることで、より快適な戸外スペースになっています。

当社の社長は無類の石好き。色々な石材を組み合わせて使うのが好きで、今回のテラスもその試みの一つです。
国内外を問わず、社長自らがさまざまな石をリサーチし、どのような施工が最適か、またどのような使い方があるかを考え、お客様のために常に創意工夫を続けています。