匝瑳市I様邸 舗装面に石をふんだんに取り入れて美しく、使いやすく。モダンな和の庭
舗装の素材を変化させ意匠に工夫を凝らすことで、車寄せとお庭が一体となった美しい和モダンなお庭に仕上がりました。
間口から見た施工前の状況です。
写真右手には車庫があり、土の面が車と人の共有の導線です。土のアプローチは雨が降ると泥濘化して荒れ、玄関へ向かう足元も車も汚れてしまっていました。
I様からは「舗装はしたいがコンクリートは使わず石を使ってほしい」とご依頼があり、石を使った設計・施工経験が豊富な当社社長がデザイン・設計をしました。
コーナー部材に厚みを持たせた自然な仕上がりが特徴で、品の良い明るいイエローを合わせています。
シンプルな口金タイプのポストと彫金仕様のシルバーの表札を取り付けました。
門柱の足元からはじまる二つの延段を乱形の飛び石と石臼で繋ぎ、玄関前で大判鉄平石へと変化させています。
左手の庭までは車と人の導線が共有されるため、アプローチと車寄せは段差無くフラットに舗装。洗い出しの中の景石は庭との繋がりを感じさせるとともに、車の侵入を止める効果も持たせています。
車庫側の間口横には三本の御影石の柱状を立てて門袖に。
車の導線となる部分は直線を活かしたカッチリとしたデザインにし、御影の板石を広々と敷き詰めました。
モダンな印象の車寄せ部分と、乱形石や石臼を使った自然風のアプローチとの対比を楽しんでいただけます。
ミカゲ石の平板は2種のサイズを使い分け、更にカットしたものを端部に使って洗い出しの舗装に馴染ませました。
雨に打たれた時の天然の砂利の色合いはとても美しいもので、落ち着きのある印象を与えてくれます。
間口から玄関までを広く舗装したことで車の動線もスムーズになり、また日々の草取りなど管理の手間も減りました。
ビシャン仕上げの御影石はサイズの異なる明るい錆色と灰色の2色の石を使ってアクセントをつけ、モダンな印象に。
御影石の舗装面は水勾配を設けて排水溝を設置しています。
板石敷きの中の排水溝もデザインの一部に取り込み、風景に溶け込ませました。
泥跳ねや土埃が気になっていた場所が、使いやすく広々としたモダンな和の庭に生まれ変わりました。
工事の様子をご紹介します
舗装する部分のガラ等を取り除いて掘削後、板石敷の基礎を作っていきます。 |
当社は石を使った外構や庭の施工経験が豊富で、各種石材も販売しております。
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